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双極性障害(躁状態・うつ状態)の家族等周りの対応と接し方

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双極性障害(躁うつ病)は「躁状態」と「抑うつ状態」という二つの両極端な状態が交互に現れるため、周囲の人、特に家族など身近な人は、発症してからしばらくの間とても驚き狼狽することがあります。

性格が変わってしまったように見えてもそれは病気の影響であり、本来の性格は何も変わっていません。

しかし、その様子を見ていてどのように接したらよいかわからなくなってしまうことも事実です。

そこで今回は、双極性障害の人と接する時のポイントと、周囲の人ができる対応と接し方について取り上げていきます。

 

双極性障害の人と接する際に気をつけること

双極性障害では、激しい躁状態を伴うⅠ型と軽い躁状態を伴うⅡ型では躁状態における患者の様子に大きな違いがありますが、基本的には抑うつ状態の時と躁状態に大きく分けてそれぞれ注意する点があります。

躁状態の時には本人は躁状態にある自覚がなく、それが本来の自分の姿だと思っていることもあり、不用意に接することで大きな問題が生じることもありますので特に注意しなければなりません。

 

躁状態

躁状態の時は気分が常に高揚していますので、それを助長するような言動は避ける必要があります。

躁状態の患者は万能感があり何でもできるような気分になっているため、普段だったら考えられない大胆な行動をとる危険性があるので、周囲は安全弁として機能してあげることが大事になります。

また、躁状態の人は感情的な起伏が激しくなりますから、接していてイライラすることもあるかと思います。しかし、感情的になってしまうと躁状態にある人はますますヒートアップしてしまうので、ぐっとこらえて冷静に対処することもポイントになります。

 

抑うつ状態

抑うつ状態の時に特に注意したいことが「躁状態での失敗について言及しないこと」です。

抑うつ状態になると、躁状態の時とは打って変わって元気がなく、自責的になり精神的に落ち込んでいます。そして、躁状態の時に自分がしでかしてしまったことの重大さに気づき、とても落ち込むのです。

ここで、周囲の人から躁状態の時の失敗を責められるようなことがあると、より症状を悪化させる可能性がありますので細心の注意を払ってください。

 

望ましくない対応・接し方

双極性障害の原因を探す

双極性障害は一度発症すると長く付き合っていかなければならない病気であり、本人は自分でもコントロールできない気分の波の中で常に苦悩を抱えています。

周囲が見ている以上に本人は苦しんでいるのです。特に、躁状態から抑うつ状態に転じ、自分がしてしまったことに対して思いを巡らし後悔する時間には大変な苦痛が伴います。

そんな心境の時に、周囲の人、特に家族から自分がこのような事態に陥ってしまう原因となった双極性障害について根ほり葉ほり聞かれることや、発症の原因探しをされるとたまらない気持ちになってしまいます。まるで自分が責められているかのような気分になるのです。

共に悩んでくれる姿勢は本人にとっても嬉しいものですが、適度な距離感をもって普通に接することが大切です。

 

特別扱いをする

双極性障害は表面に気分の波が現れるため、他人から不満を持たれることや不審がられることも多いですから、せめて家族だけでも普通に接してくれることを望んでいるのです。

心配していることを理解していたとしても、過度に世話を焼いたり、話しかけたりといった言動をされると家族及び自分が双極性障害に囚われていることを再確認するような結果になってしまいます。ですから、なるべくそれまで通りに接することを心掛けてください。

 

周囲ができるサポート

双極性障害では、抑うつ状態の時と躁状態の時では周囲ができるサポートも異なります。

特に躁状態の時には、誤った決断をしてしまうなど人生に深刻なダメージを与える事態も発生しがちですので、周囲がしっかりと見守ることで患者を支えることができます。

 

躁状態の時

躁状態の時には、想像もできないような行動を取ってしまうことがあります。

例えばクレジットカードを使って数十万円の買い物をしてしまうこともあるのです。それは、本来の思考ではなく躁状態によって何でもできる、何でも大丈夫と思ってしまっていることが原因なので周囲が止める必要があります。

また、既に問題が起こってしまった場合、買い物であればクーリングオフ制度を使うことや、他人とのもめごとであれば間に入るなど、周囲がサポートすることで傷が浅いうちに問題を処理することにもつながります。

 

抑うつ状態の時

抑うつ状態の時には躁状態の時の行動への後悔も含めて、精神的に相当な落ち込みを経験しています。

周囲の人は決して責めることなく、穏やかに側にいてあげてください。

そこでやったことを責めてしまうと、本人は本当に逃げ道がなくなってしまいます。

そして、抱えている不安や辛さを聞き、いつでもサポートできることをそっと伝えてあげることで安心感を持つことができるでしょう。

 

終わりに

以上が双極性障害の家族や周りがするべき基本となる対応・接し方になります。

躁状態の時は感情がエスカレートすることを防ぐために刺激しないこと、うつ状態の時には躁状態の失敗も含めそっとサポートすることなど、それぞれの状態に合った接し方をすることで患者本人に安心感を与えることができます。

そして、患者自身が変わってしまったわけではなく、あくまで病気の影響であることを理解し、今まで通り接することも忘れずにいてください。

どのような状態にあったとしても、自分を信頼して側にいてくれる人がいることは何よりの支えになります。

ただし、うつ状態であれば支える側のサポートに対しても素直に受け取ってくれないこともありますから、支える側としても根気強さを持つ必要があります。

【参考】双極性障害(躁うつ病)を判断できる症状の特徴と原因


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