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双極性障害(躁うつ病)を判断できる症状の特徴と原因

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双極性障害は「抑うつ状態」と「躁状態」が交互に現れる病気です。

抑うつ状態の時には気分が落ち込んで、焦燥感や集中力の欠如などうつ病に見られる症状に苦しめられますが、躁状態になると自分が何でもできるような高揚感を持つことや寝なくても動けるようになるなど、両極端な状態や言動のギャップにより周囲にとっても自分にとっても苦しみが深い病気です。

ここでは、双極性障害と判断できる症状の特徴と原因はどのようなものなのか、詳しく挙げていきます。

 

双極性障害(躁うつ病)とは?

双極性障害の最大の特徴は、発症すると抑うつ状態と躁状態を繰り返すことです。

それぞれ現れる症状が全く異なりますので、本人も周囲もどのような症状が出るのかよく理解しておく必要があります。

双極性障害は日本では100人に1人程度が発症する病気だと言われています。

年齢としては21歳前後が平均発症年齢とされ、20歳から30歳前後の若い世代によく発症することも特徴の1つです。また、発症確率に男女差はありません。

 

双極性障害(躁うつ病)の症状の特徴

双極性障害においては、抑うつ状態と躁状態で現れる症状は全く違いますので、それぞれについて説明します。

 

抑うつ状態

うつ病で見られる症状とほとんど同じです。

ふさぎこんだように落ち込んだ気分や興味と喜びが失われること、不眠などの睡眠障害や思考力の著しい減退などが主な症状として現れます。

こちらは、社会的にも対策が進んできているうつ病と重なる症状ですので、家族や会社でも比較的理解されやすい状態と言えます。

【参考】うつ病の症状と原因:なりかけの時やなりやすい人の性格・特徴とは

 

躁状態

先述のとおり、双極性障害がうつ病と異なる点は躁状態があることです。躁状態は以下のような状態を指します。

  • 自尊心が強くなり、自分は何でもできると考えるような万能感を持つ
  • 睡眠への欲求が著しく減少し、ほとんど眠らなくても活動的に暮らすことができる
  • 多弁になる。人といる時にはありとあらゆることについてしゃべり続けてしまう
  • 観念奔逸。様々な考えやアイディアが湧き出てきて、それを止めることができない
  • 注意散漫になり、落ち着いていることができない
  • 目標を掲げてそれに向かって猪突猛進に突き進むような思考様式になる
  • まずい結果になる可能性がある行動の増加(高額な商品を購入することや、ギャンブルに没入してしまう、性的に奔放になるなど)

このように、精神的に異様な高揚感が現れるため周囲の人は非常に困惑することとなります。

冷静な判断が難しくなるため、仕事では普段しないようなミスをすることや、取引先や同僚に失礼な態度を取ってしまうことで社会的な信用を失う危険性もはらんでいます。

また、躁状態になっている本人は自分が躁状態になっているとは考えず、本来の自分の姿であると考えてしまうため、周囲が適宜目を配っていないと本人や周囲にとって大きな損害が出るようなトラブルが発生する可能性があることも特徴です。

 

双極性Ⅰ型障害と双極性Ⅱ型障害

双極性障害にはⅠ型障害とⅡ型障害があります。この2つの差は「躁状態」を伴うか「軽躁状態」を伴うかというところで区別されます。

Ⅱ型障害に見られる軽躁状態は躁状態の中でも軽いと判断される状態で、周囲から見ると「なんだか今日は元気がいいね」「テンションが高いのかな」と思われる程度の気分の高揚が見られます。

気分の高揚の程度はⅠ型障害よりも小さいのですが、躁状態が軽いことによる特有の難しさもありますので、注意が必要です。

Ⅰ型障害では明らかに異様な気分の高揚が見られるため、周囲も病気によるものであると気づきやすいのですが、Ⅱ型障害においては、「テンションが高い」程度に周囲が見ていたところでいきなりうつ状態に突入すると、そのうつ状態が双極性障害によるものであると理解されがたい場合があるのです。

 

判断には時間が掛かる場合も

抑うつ状態については基本的にうつ病で経験するものと同じですので、躁状態の有無により双極性障害とうつ病の診断が分かれます。

しかし、躁状態と抑うつ状態の切り替わりは短いスパンではなく年単位など長いスパンで起こることも多いため、診断までに時間がかかることも双極性障害の特徴です。

診断が出るまで、患者は自分の異様な状態に気づきながらもその原因がわからず苦しむこともあるのです。

 

双極性障害(躁うつ病)の原因は

自分でもコントロールできない気分の波に生活を左右される双極性障害は、とても悩みが深く辛い病気です。しかし、双極性障害の原因はまだはっきりと特定されていません。

現在有力とされている説は、元々持っていた遺伝的、体質的な脆弱性(双極性障害の発症しやすさ)に、環境からのストレスが加わって発症するとされるものです。

双極性障害はうつ病に比べて発症年齢が早いケースが多いという特徴があるため、遺伝的な要因や元々持っている性質が強く影響しているのではないかとも言われています。

しかし、最終的にストレスがきっかけとなって発症することがほとんどですので、どれか1つに原因を特定することはできないのが現状です。

 

生活習慣との関連

双極性障害は生活習慣やリズムと深い関係があると考えられています。

寛解(いったん治った状態)した後に再発を予防するためには、睡眠や食事など生活リズムを整え、ストレスを減少させることが第一であると言われているのです。

 

終わりに

双極性障害は2つの両極端な状態が現れるため、知識がないと性格が変わってしまったかのように受け取られてしまう場合もあり、社会生活の中で非常に難しい局面にさらされてしまいます。

症状の特徴、発症や再発の原因を知り、環境的なストレスを減らす生活リズムを作っていくことが大切です。


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