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うつ病に対する家族や周りの人の対応と接し方―つらい時に休む意味

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今、15人に一人はうつ病になると言われており、自分の家族や身近な人がうつ病になる可能性も小さくありません。

うつ病になると健康な状態の人からは理解することが難しいくらい落ち込んでいたり、ネガティブになったりするので、大事な人だとしてもイライラしてしまったり非難したくなったりしてしまうこともしばしばです。

しかし、うつ病はなまけ心ではなくれっきとした病気です。しかも、とても大変で一人で立ち向かっていくのが難しい病気ですから、周囲の理解に基いた支えが何よりも大切になってきます。

ここでは、うつ病の人に対し、家族や周りの人がするべき対応と接し方について取り上げていきます。

 

うつ病の人と接する時に知っておきたいこと

うつ病になるとどんな気持ちになるのか

うつ病になると、1日中ずっと不安な気持ちや落ち込みが続く上に、不眠やだるさなど体の不調にも悩まされることになります。症状が重い場合には外に出ることはおろか、ベッドから起き上がる気力さえなくなってしまうのです。

しかもうつ病は治療がすぐに終わるものではなく、再発率も高いため、長期間にわたって闘い続けなくてはならないこととなり、心も身体も消耗しきってしまうほどの苦しさに耐えることになります。

このように本人は辛くてたまらないのですが、周囲の人に理解されにくいのがうつ病の難しいところです。

うつ病になってそれまでのように仕事や社会への参加ができなくなり、ただでさえ孤立感を感じ自分を責める気持ちに囚われてしまっているところに家族や周囲からの冷たい視線も加わると、ますます心身の調子を崩し回復に向かうことが難しくなってしまいます。

 

どんな対応・接し方をされると辛いか

―否定される

うつ病を発症すると、自分を責めて否定する方向に思考が働いてしまうため自己肯定感が損なわれます。このような時に周囲の人からも自分の発言や状態を否定されると、大きなダメージを負ってしまいます。

うつ病によって発言や行動が普段と違うこともあるかと思いますが、それも含めてまずは肯定的に捉えていく姿勢が大切になります。

 

―症状を詳しく聞かれる

大事な人がうつ病になって、どのような症状で苦しんでいるのかを詳しく知りたいと思うかもしれません。ですが、事細かに本人に症状を聞くのは避けた方がよいでしょう。

うつ病になった自分を肯定的に捉えている人はほとんどいませんので、症状を詳しく聞かれることは自分の問題点を追及されているような気分になってしまい、精神的に大きなストレスとなります。

 

―原因となったストレスに関する話

例えば、職場がストレスだった場合に、職場の話はそれが明るい話題であったとしても聞きたくないのがうつ病の患者の本音です。その話題になったことで自分が辛かった時の記憶を思い出し再体験することで、辛い状態になってしまうことがあるからです。

 

どんな対応・接し方が良いか

―普通に接する

自分と会ったときに今までと違う反応をして腫れ物扱いされたことで、自分がうつ病であることを改めて認識させられることとなり、人と関わることそのものが苦しいことに変わってしまうこともあります。

うつ病になったとしても過剰に気を遣われるのではなく、いつも通りに周囲が接してくれることでその関わりが回復へと向かう力になるのです。

 

―つながっていることを感じられる

うつ病になると、社会生活への参加が難しくなることが多く、また自分の症状と向き合う時間が増えるため孤立感が強くなります。そのような時にさりげなく、でも確実に人とのつながりを感じさせてくれる周囲の人の存在は心強いものです。

うつ病になっても変わらないコミュニケーションが取れる位置にいてあげることが支えになります。

【参考】うつ病に対する休養と周りの支え・理解の大切さ、治療方法について

 

大事な人のためにできること

●そっとサポートする

大事な人が苦しんでいるとついつい、頑張ってサポートをしたくなるのが人情ですね。しかし、うつ病の場合にはあまり積極的にサポートするのはそれ自体が大きなストレスになってしまうので我慢してください。

患者本人が必要な時に「助けて」と言えるように、つかず離れず適切な距離感でそっとサポートすることで、患者本人が自分で回復していく手助けになります。

 

●治療のサポート

うつ病の治療では薬による治療や心理療法を行いますが、長期にわたる治療となることが多いです。

周囲の人が自分の治療のことや薬の副作用などを理解してくれサポートしてくれていることが、うつ病と向き合って治療していくための大きな力となりますので、少しずつ治療内容などの知識をつけていくと効果的です。

 

●自分も無理をしないことが大切

うつ病の治療は患者にとっても周囲の人にとっても長い闘いとなります。本人が辛いのはもちろんのことですが、周囲で支える人にも大きな負担となることは間違いないのです。

しかも、自分が辛いと患者も責任を感じてそれがまたストレスになることがあります。

ですから、支えていることが辛くなった時には家族や仲間と相談しながら交代で休むなど、支えている自分を労わることが必要です。

うつ病と闘っている本人はもっと辛いから頑張らなくては、と考えているうちに自分がうつ病になってしまう可能性もありますから無理は禁物なのです。

 

終わりに

うつ病を発症した大事な人への接し方や効果的なサポートのあり方について説明してきました。

まずは、無理をせずにゆっくりと休養が必要であることを伝えて、さりげなくサポートするのがよいですね。そして、支えている自分の心を癒すことも同じくらい大切なことなのを忘れないようにしてください。つらくなってきたら休むこと。

うつ病は一人や二人に負担を掛けるのではなく、周囲の人みんなで戦っていくことが大切です。

 


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