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不登校(主に小学・中学)の理由と親や教師等周りの対応、将来に向けて

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学校に行けなくなる生徒の数は年々増加を続けており、不登校は近年大きな社会問題の1つとなっています。不登校になってしまう理由は生徒それぞれ異なるため、広く効果のある対応策が見つかりにくいというのが現状です。

本記事ではまず不登校が起きる様々な理由の中から幾つか例を紹介し、考えられる親や教師等の周りの人ができる対応策の提示、そしてこれからの将来に向けてどんな取り組みができるのか、筆者の体験も交えながら考察していきます。

 

不登校の理由~なぜ起きるのか~

文部科学省が行った調査によると、平成25年度間の不登校の数は小学校24,000人・中学校95,000人で、それぞれ前年よりも3,000人・4,000人の増加が見られました。近年不登校への対策は積極的に行われてきたにも関わらず、なぜ不登校児の数は増え続けているのでしょうか。

不登校になってしまう主な理由の例として、下記のものが挙げられます。

  • 学校生活の中で起こるいじめなどのトラブル
  • 学業不振による自信喪失
  • 複雑な家庭環境
  • 転校の体験による居場所の喪失感

これらはほんの一例ですが、不登校の理由のほとんどに共通するのは「エネルギーの枯渇」と言えます。

いじめや教師との折り合いが悪いなどのトラブルや学業が思ったように伸びず自信を失う、両親の仲が悪いなど複雑な家庭環境の中ストレスを抱えたり、転校を繰り返すことで自分の居場所・所属感を感じられなくなる。これらは全て、行き着くところはエネルギーが不足し、もう頑張る気力が湧いてこないという状態です。

そんな状態で無理をすると子供は絶望感を感じ、うつ状態に陥ったり、最悪の場合は自分で自分の命を奪ってしまうことにも成り兼ねません。できるだけ早急に、ただし極力無理をせず不登校の状態から脱出するには、どのような対応策が考えられるのでしょうか。

【参考】うつ病の症状と原因:なりかけの時やなりやすい人の性格・特徴とは

 

考えられる対応策

家族側:親をはじめとする家族が寄り添う姿勢を見せる

親をはじめとする家族が行いたいのは、不登校になるほど辛い思いをしている子供の気持ちを「理解」することです。気持ちを理解するとは、言い換えれば子供の気持ちに「寄り添う」こと。不登校という状態だけに目を向けず、そうなった背景の理由を聞く機会を持ってあげましょう。

心配のあまり家族が何とか学校に行かせようとして焦るのは禁物です。1番辛いのは学校に行けず苦しんでいる子供自身だということを忘れず、子供本人の固くなった心が開くまでゆったりと待ってあげる姿勢を見せましょう。

対応策として考えられるのは、親が1日に1度、ゆっくり子供の話を聞く時間を持つことです。この時の話の内容は、不登校自体の話でなくとも構いません。他愛のない話の中でフッと子供の本心が現れて来ることもあるので、まず子供の心がリラックスできることを目標に据えた時間を持ってみましょう。

不登校になってしまったことを悩んで頭を抱えている姿を見たら、子供にとってはますますストレスになるので、常に子供を理解し寄り添い、支えとなるというスタンスを忘れないようにしてください。

 

学校側:子供とコンタクトを取り、常に受け入れの姿勢を示す

教師(学校側)ができることは、不登校になってしまった生徒と常にコンタクトを取り、受け入れの姿勢を示し続けることです。不登校の子供が陥りやすいのは、もう自分の居場所はどこにもないと感じてしまう大きな喪失感。これを少しでも感じさせないよう、学校側は「実際に来れなくても、学校にあなたの居場所はあるよ」というメッセージを伝え続けることが大切です。

学校側ができることとしては、担任教師と子供の間で「連絡ノート」を作り、教師ができる限り毎日子供にメッセージを書く等の対策が考えられます。これには教師だけでなく他に近くに住む生徒などノートの行き来を手伝ってくれる存在が必要ですが、根気よく毎日メッセージを送り続けることで、不登校の生徒は教師が自分を気にかけてくれている(=居場所はまだある)と信じられるようになってくるはずです。

 

これからの将来に向けて

前述の「学校側ができること」で提案した「連絡ノート」は、実際に筆者が不登校になった際、担任の先生が行ってくれたことです。筆者は親の仕事の関係で転校を繰り返し、新しい環境に慣れることに心が疲れ果てとうとう小学6年生の時不登校になってしまいました。その際担任の先生は無理に筆者を学校に来させようとすること無く、毎日ノートに「今日はクラスで〇〇を勉強したよ。〇〇さん(筆者)の体調はどう?いつも待っているよ。」という内容を書き続けてくれました。

筆者が毎朝ノートに書くことは「今日も学校へ行けません。ごめんなさい。」の一辺倒の内容で、結局1年間学校には行けずじまいでしたが、先生はそれでも変わらないメッセージを送り続けてくれました。この体験は長い年数が過ぎた今でも筆者の心に残り続けています。

何か大きな規模のことで無くて構いません。家族や教師をはじめとする周囲の人間がこの「変わらず受け入れる姿勢」を示し続けることが、結果的に不登校の子供の心を開くきっかけとなるのではないでしょうか。双方がこの考えを共有し、常に連携を取ってサポートに当たれれば、なおさら子供は助かるでしょう。

不登校になりたくてなっている子供はいません。まずは周りの大人が判断する目を捨てて、子供の本当の気持ちを理解するところから全ては始まるのです。

 


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