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適応障害の症状(行動等の特徴)と原因、うつ病との違いとは

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今日は会議での重要なプレゼンがある、夜には嫌いな上司との飲み会がある。そんな日の朝、お腹が痛くなったり憂鬱な気分になったりしませんか。

ストレスに溢れた日本社会では子どもから大人まで、精神的に負荷の強い状態で暮らしています。もともとストレス耐性が低い人がそのようなストレスにさらされ続けると耐えることができなくなり、適応障害という形で心身に様々な症状が生じてしまいます。

心の病への注目度が高まる中でニュースなどでも報道されることが多くなった適応障害。ここではその症状と原因について、説明していきます。

 

適応障害ってどんな病気?

適応障害とは

適応障害とは、はっきりとしたストレス因に対し心身が反応して様々な症状を示している状態を指します。ここでポイントになるのが「はっきりとしたストレス因」とされているところです。

他の精神障害や精神疾患においては発症した原因がはっきりしないものが多いですが、適応障害はストレス、それも自覚できるストレスによって発症するものとされています。

仕事や学校、家庭など日常生活の中で日々感じているストレスに耐えきれなくなった時に、コップから水があふれ出るように心身に異常をきたしてしまうのです。

 

どんな症状がでる?

適応障害による症状は人によってかなりばらつきがあるといえ、一概にこんな症状が出るとは括れませんが、症状は大きく分けると以下の三つになります。

うつ病など他の疾患にはあまり見られず、適応障害に特徴的なのは時に問題行動として症状が現れてくることです。

これは、ストレスに耐えきれなくなったことで、それから一時的にでも逃れるために年齢に不相応の振る舞いや常識的に考えられないことをしてしまうものであり、我に返った時にその罪悪感に苦しめられるという意味で二重の苦しみを与えるものになってしまうのです。


≪精神症状≫

―イライラする
―不眠
―様々なことへの不安が募る
―抑うつ症状
―意欲の低下・やる気が起きない

 

≪身体症状≫

―頭痛
―腹痛・下痢
―肩こり
―動悸
―異常な量の発汗
―めまい・立ちくらみ
―食欲の低下
―慢性的な体のだるさ

 

≪問題行動≫

―遅刻や無断欠勤など勤務怠慢
―お酒を飲みすぎる
―ギャンブル中毒
―自殺企図
―自傷行為
―自動車の無謀な運転
―破壊衝動

 

うつ病との違いは?

上に挙げた適応障害の症状は、うつ病やパニック障害など他の精神疾患で見られる症状と多くの部分で重なっています。特に、うつ病と適応障害の症状はかなり近いと感じるかもしれませんが、うつ病と適応障害の違いはどのような点にあるのでしょうか。

うつ病とパニック障害には、発症の原因に大きな違いがあるのです。うつ病においては、複数の要因が絡まりあって発症することが多く原因を特定し効果的な治療をすることが困難ですが、適応障害においては発症の原因となったストレスは特定できることが多く本人が自覚している場合がほとんどです。

それは職場のストレスの場合もあれば、家庭や他のストレスの場合もあるのですが、原因が特定されているためそのストレス因を取り除くことができれば、うつ病などと比較して容易に症状が改善されると言えます。

しかし、油断は禁物。適応障害を発症した人の内の40%以上の人が5年以内にうつ病と診断されているという報告があるように、早期にストレス因を除き状況を改善しないとうつ病の発症につながってしまうため、周りのサポートを得ながら適切に対応することが大事です。

 

適応障害は甘え?

会社で適応障害の症状を訴えても、理解のない上司や同僚は「甘えてるだけじゃないの?」と思うのではないかと不安になるかも知れませんし、時には家族にも理解されずに苦しい思いをしてしまうことがあるのが適応障害の難しいところです。

ストレス耐性や感受性は人によって異なるので、適応障害の症状が発生した時点でその人にとってはその状況は自身の想像を超えた耐えがたい環境になっています。

そのまま無理を続けてしまうと、うつ病などの精神疾患の発症につながってしまうことや、職場からの長期離脱、最悪の場合には自殺にもつながってしまう危険性をはらんでいるのが適応障害です。

自分が適応障害ではないかと思ったらまずは信頼できる人や産業医など、自分の話をしっかりと聞いてくれる人に相談することから始めましょう。

 

適応障害の原因

原因は?

適応障害はストレスを原因として発症する精神疾患です。

ですからもし適応障害であるならば、調子が悪くなった時に、原因となっているストレスを特定して取り除くことができれば、深刻な状態に至ることは避けられます。

しかし、日本社会ではストレスはあって当たり前。自分でうまくコントロールしていくものという考えが強く、そもそもストレスを受けることが耐えがたい人を許容しない社会になっているとも言えます。このような社会環境自体が適応障害の原因となっているのかもしれません。

 

どのような人がなりやすい?

一般的はストレスが少ないと言われている環境でも適応障害を発症してしまう人がいる反面、ブラック企業のようなストレスが尋常ではなく強い環境でも特に問題なく生活を送る人がいます。

うつ病などでも本人のもっている性質が発症に大きな影響を与えるように、適応障害においても本人のストレス耐性や性質が大きく関わってくるといえ、以下に挙げるような性質をもっている人は適応障害を発症しやすいとされています。


―責任感が強い人

―ささいなことで傷つきやすい人

―人に頼みごとをされると断れない人

―完璧主義の人

―几帳面な人

 

日本における職場ストレス

最近は少し変わってきましたが、日本の労働環境は終身雇用制、年功序列からの影響を強く受けています。

労働環境は欧米に比べて固定的になっており、一度会社を離れると転職することが難しいために苦しくても何とかして会社に残らなければならないと考えることで適応障害となってしまう人がいるのも事実です。

日本の労働環境自体、適応障害の原因となりやすい環境であると言えるでしょう。

 

最後に

以上、適応障害について説明してきました。

これからますますストレスの多い社会になっていくことが予想される中で、身近な人や自分自身が適応障害を発症するリスクは増えていきます。なんだか調子が悪いな、と思った時には自分の身体と心の調子をしっかり見極めて無理をしないようにしてください。

 


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