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摂食障害(拒食症・過食症)の症状【初期~】と原因、治すのに大切な事

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摂食障害という言葉を、どこかで見聞きして何となくわかるという方も多いかと思います。しかし、それがどんな病気なのか、症状によってどんなことが起こり、問題が発生するのかを正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。

今回、摂食障害の症状と原因をご紹介する筆者は、過食症を10年以上に渡って患い、症状を抱えて生きる苦しさや、治療の期待や挫折を幾度となく経験してきました。体験談を交えながら、お話したいと思います。

 

摂食障害とは何か

厚生労働省の難治性疾患にも認定された、食生活に支障をきたす心の病気です。

発症は、思春期が多く患者の90パーセント女性であることがわかっています。一般的には、拒食症過食症などとして知られますが、疾患自体の効果的な治療方法はまだ確立されていないのが現状です。

拒食の場合は特に自己認識がないことも多いので、本人や周囲で心当たりのある場合は一度専門の医療機関で正しい診断を受けるのをおすすめします。

 

摂食障害の症状

摂食障害は症状も経過も人それぞれ違いがありますが、大きく「拒食症」と「過食症」に分けられます。

 

拒食症

正式には、「神経性無食欲(食欲不振)症」・「思春期やせ症」と言われています。

精神的な理由や誤った認識から、食事量が急激に規制したり、普通に食べても強制的な方法で排出し、減量もしくは低体重を維持しようとします。

10~30代の女性、特に10代の学生に多く、心身に深刻な弊害をもたらしてしまいます。

体に必要な栄養素が摂れず衰弱が激しい場合は、緊急入院治療が適応されることもあり、死亡率も6~7パーセントと決して軽視してはいけない病気なのです。

拒食症に見られる具体的な症状は以下の通りです。

【こころ】

体が軽くハイな状態(初期から中期)、よく動く、食べることへの強迫観念や強い恐怖、不安、葛藤、罪悪感、イライラ、抑うつ、集中力低下、無気力など

【身体】

低体温、無月経、倦怠感、免疫力の低下、徐脈、不整脈、電解質異常、骨粗しょう症、筋肉の衰え、肌荒れ、立っていられない、階段が上がれない、脳の萎縮、思考力の停止、睡眠障害、自傷行為など

 

過食症

正式名は、「神経性大食症」環境や対人関係などの過度なストレスで発症したり、拒食から過食に移行することもあります。普段抑圧していた感情が爆発するように、食べだすとスイッチが入り、大量の食べ物を摂取してしまいます。

食欲のコントロールを失い限界まで食べた後、全て嘔吐する人もいれば、全く吐かない人、下剤や利尿剤など不適切な方法で排出する人もいます。拒食症で過度に痩せた状態とは違い、一見普通に見えることから周囲は全く気付かず症状を深刻化・長期化させているケースもあります。

過食症に見られる具体的な症状は以下の通りです。

【こころ】

苦しさ、罪悪感、後悔、葛藤、絶望感、自己嫌悪、自己否定感、短気、集中力低下、情緒不安定、社会不適合感、自殺願望、うつ状態など

【身体】

吐きだこ、耳下線が腫れる、免疫力の低下、髪の毛が抜ける、白髪、倦怠感、胃痙攣、食道・喉の損傷、歯がボロボロになる、電解質異常、ホルモンバランス・自律神経の乱れ、下剤の乱用による腸の機能の停止など

 

拒食症、過食症の症状は、人それぞれ違いがあります。

こころについては、これらのうち複数、あるいはどれか一つを非常に強く感じるようであれば、すでに初期段階かも知れません。

その場合は摂食障害を疑い、専門機関を受診しましょう。

 

摂食障害の原因

摂食障害の症状は様々な原因が絡み合って起こっていることが多く、焦らず要因をひとつずつ解決していくことが大切です。

 

社会・文化・環境要因

女性は痩せている方が美しいという価値観や、社会の風潮に合わせていかないと生きていけないような抑圧された感覚が原因になっていることもあります。

摂食障害が発症しやすい思春期は特に、まだ自己形成の途中であり身体や心の成長や変化にも不安のある時期です。自分の軸がまだ出来上がってない段階で、世間や他人の期待や評価に合わせてしまうことは見えないストレスを生みます。

また、それが歪んだ認識へと結びつきやすい心の癖を作りだしてしまう原因でもあります。

 

過度のダイエット

摂食障害の引き金になっているのは、ダイエットがという場合がほとんどですが、一番の要因になっているのはそのダイエットをする理由にあるといえるでしょう。

自分に自信がなく、強いコンプレックスを抱えていると、自分を傷つけてしまうような過度なダイエットに走ってしまうケースが多くあります。

痩せたい・太るのが怖いから食べたくない、食べてはいけないと頭では思っていても、体は飢餓状態になると無意識に食べ物を欲します。頭と体、心がバラバラの状態になることが、危機的な心身の状態を生み出す原因になってしまうのです。

 

気質・性格

摂食障害になる人の傾向として、まじめでいい子、完璧主義であるということがあげられます。一見良いとされるその性格が、病気の原因になっている場合があるのです。

学校や職場、家庭でかかるストレスがうまく逃がせないため、多くの感情を自分の中で抱え込んでしまいます。性格はなかなか簡単に変えられるものではないので、分かっていてもその状況から自力で抜け出せないことが多いでしょう。

 

愛情・自己肯定感

幼い頃、最も愛情を必要としていた時期に受け取れていなかったり、家庭環境によりうまく自尊心が育たなかった場合も、摂食障害やうつ病、不安障害を引き起こす要因となる場合が多いでしょう。

自己肯定感を大人になって再構築するのは簡単なことではありません。

周りの理解やサポートが不可欠であり、本当の自分の感情に出会うまで時間のかかることでもあります。少しずつ、ゆっくり自分を好きになり認めてあげられるようになると、症状も落ち着いてくる場合が多いでしょう。

 

治すには、自分と向き合うことが何より大切

幸い、現在私はほぼ完治、というところまで来ています。

しかし摂食障害の症状が真っ只中のときは、心身の苦しさでいっぱいですよね。自分と向き合っても、まるで心の奥に封印されているかのように、原因が見つからないこともあります。

摂食障害の難しいところは、生きていくために絶対不可欠な食べることに症状が関わっていること。

いったん収まった症状が、月日を経て再発する可能性もあるでしょう。

その度に、とにかく焦らず、生きづらくなっている自分と向き合うことが大切です。

そして、自分なりに原因となっているところを改善していくのです。

上手くいかなくても、決して自分を責めないでください。

「でも責めてしまう」

という人は、こういう考え方をしてみてください。

自分を許せない人は、自分に甘々な人を許せないと思います。

だらしない体型をした人を駄目だと見下してしまうと思います。

そういう人達を、まず受け入れることを考えてください。

人を受け入れることができれば、自分自身も受け入れられるはずです。

そうすると、自分の心に余裕が持てるようになってくるはずです。

 

これは、一つの根本的な治療に関わる考え方です。

ただ症状との付き合い方、回復の仕方も人それぞれなので、自分に合った治療法やストレスの発散方法を見つけて、ゆっくり自分が自分を認めてあげられるようになるといいですね。

 


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