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思春期に反抗期がない子供は問題?将来うつ病等の危険性のある理由とは

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子供の反抗期というのは、どう対応して良いのかよくわからないし大変そうだからできれば避けたい、と思っている親も多いことでしょう。

しかしながら、実のところ子供が思春期に起こす反抗的な態度というのは、子供にとって非常に重要な行為であったりします。

ここでは、思春期の反抗期の意味と理由、そして反抗期がない場合の危険性とその理由について取り上げていきたいと思います。

 

思春期は心が不安定な時期

思春期というのは、様々な感情が入り乱れ、非常に心が不安定になり易い時期です。

その理由は、一つには性に目覚めるから、というのがありますが、もう一つには様々な現実と自分で向き合っていかなければならない時期であることが挙げられます。

 

前者については、これはさらに身体と思考の問題に分けることができます。

身体の問題とは、思春期は第二次成長期ということで身体が大きく変化し、性的な特徴が顕著になる。その中でホルモンバランスも不安定になり、それが精神の乱れに繋がるという問題です。

一方で思考の問題とは、身体の性的な特徴が顕著になることによって、今まで自分が求めてきたものとは違う種の欲求に目覚め、異性に対しての意識の仕方が変わる。その結果生まれた全く新しい種類の悩みの中で、どうして良いのかわからないという気持ちになったり、その悩みが恥ずかしくて誰にも言えない等の理由によって生まれるストレスになります。

 

後者については、

中学に入ると、

「将来どうするんだ」

とか

「高校、その後の進路はどうするだ」

という感じで、周りから掛かるプレッシャーが急に強くなります。

小学校のときはただ目の前の楽しいことに向かって生きていれば良かったのが、ちょうど思春期の中学くらいになると様々な自立やテスト等での結果をはっきりと求められることで、だんだんそういうわけにはいかなくなってきます。

それが子供にとって大きなストレスとなってしまう、という問題です。

 

これらのどの問題もそれぞれ大きいのですが、それが全てまとめて来るのが、思春期なのです。つまり、人生の中で変化が大き過ぎる時期なのです。

そう考えると、子供は本当に大変ですよね。これだと、むしろ反抗期がない方が不自然な気がしてこないでしょうか。

 

反抗期がない場合の理由

では子供に反抗期がない場合というのは、どんな理由が考えられるのでしょうか。

大きく分けるとこの三つになります。

  • 精神的に安定している
  • 他で発散している
  • 我慢している

それぞれ、詳しくみていきましょう。

 

精神的に安定している

精神的に安定していれば、反抗的な態度に出ることは基本的にありません。

それがカッコいいと思っていたり、周りがしているから等の理由ですることはありますが、親を困らせたり悲しませるような行為はしないでしょう。

確かに思春期は非常にストレスを感じる条件が揃った時期ではありますが、それでもあまりストレスを感じないケースはあります。

それは大きく三つの理由に分けることができます。

 

一つは、

他に夢中になれるものがある場合。

いくら様々な悩みがあっても、それを上回るくらい夢中になれるものがあれば悩みは吹き飛びます。

ただしそれは勉強でもスポーツでも何でも良いのですが、ただ打ち込むだけではなく、楽しく、生き生きとやっているかどうかがポイントです。

 

二つ目は、

特に頑張ってないのにモテていたり成績が良かったりする場合。

これは結局、ストレスの原因となる元がすでに解決しているからです。

もちろん、こういう人でも周りの嫉妬などで嫌がらせを受けていたら、それはストレスになるので精神的に不安定な状態となりますが。

 

三つ目は、

ストレスそのものの耐性が非常に強い子供の場合

です。

テスト80点を取っても絶望する人もいれば、20点でも元気な人がいますよね。

その人が普通は悩んだり、落ち込んだりするような状況でも落ち込まないタイプなら、ストレスは溜まらないので精神的に安定します。

 

他で発散している

これはつまり、親に対して反抗してストレスを発散するのではなくて、別の形で発散してストレスを解消することです。

たとえば

誰かをいじめる

物を壊す

万引きをしたり等、悪さを行う

アルコールや薬物の摂取

等。

ストレスを解消するのはこのようなネガティブで非生産的な行為が効率性が高いので、こういったことをやっている子供は、反抗期がなくてもおかしくはないでしょう。

しかしながら、結局かなり不健全な生き方をしているので将来が心配、というのは言うまでもありません。

ネガティブで非生産的なストレス解消法は、薬物のようなもので一時的にはもっとも効きますが、やり続けるうちにだんだんそれがないとストレスが発散できなくなってきます。しかもストレスそのものも溜まり易くなっていくので、この時期からそのやり方が当たり前になってしまうと将来が危険なのは明らかなのです。

 

我慢している

基本的に、もっとも問題になるのはこのケースです。

本当は大きなストレスを感じている、心の中で激しい苦悩を抱えているのにも関わらず、それを表に出さない。発散しないのです。

となると、その抑え込まれたストレスは消えることはありません。

発散する術を持たない場合にどうなるかと言えば、そのストレスはどんどん膨らんでいきます。

そして、どこかで抑え切れなくなり、爆発するのです。

 

その爆発がどういった形で現れるかはそれぞれですが、いずれにせよ抑え込んでいたストレスが大きければ大きいほど爆発の衝撃も大きくなります。

形としては、うつ病になったり、大きな犯罪を犯したり、とんでもない奇行に走ったり等です。

よく普段大人しい人が突然思いもしないような事件を起こすことがありますが、これは確実に普段鬱積したものが爆発した結果です。

いわゆる「魔が差した」という行動ですが、その理由は完全に溜まりに溜まったストレスの爆発です。

 

ちなみに、大病を患うのもストレスの爆発と関係があります。

ストレスは心だけではなく、身体も蝕むものでもありますからね。抑え込んでいる間は何も起きないので、何の前兆もなく急に起こることになります。

 

ストレスを抑え込む子どもの見抜き方・対応の仕方は

ストレスが厄介なのは、目に見えないものであるために、自分でもかなり溜めているという事実に気付き難いことです。

子供の場合はまだ人生の経験が浅いので、自分の心の状態がどうなっているかなんてなおさらわかりません。

しかし危険なほど大きな爆発をする人というのは、ほとんどの場合は自分でも気付いているし、その兆候はどこかにわかり易く見え隠れしているはずです。

特に前項の「別の形で発散している」パターンであれば、子供の行動をしっかり観察すれば恐らく見落とすことはないのではないかと思います。

 

が、中には本当に溜め込む子供もいます。

こういった子供は正直全く表に出さないので見抜くのが非常に難しいのですが、一つ大切なのは

その子が幸せそうかどうか

という基準です。

あまり笑わないとか、笑っても寂しそうとかどこか引きつっているように見える、ということになると危険性を疑った方が良いです。

 

また、決して絶対的ではないのですが、怪しむべき行動もあることはあります。

極端とまではいかなくとも、奇妙な行動が見られたり、普通反応しないことに対して過剰に反応したり、不機嫌になったり等。

つまり、ストレスという火薬に少しだけ火が付いて煙が上がっている状態ですね。

ストレスは溜まっていれば溜まっているほど、ちょっとした刺激で火が付き易いです。それでもまだ、完全に引火する前に鎮火ができてるから、煙、もしくは小火程度で済むのです。

しかしそれがさらに溜まっていったら、当然どんどん火種をきちんと鎮火できる確率が下がっていきます。

 

子供の精神的余裕を育む

しかし、ここで大切なのは、

「大事なのは火種をきちんと鎮火する、つまり爆発させないこと」ではない

ということです。

爆発させないというのは、まさに反抗期にストレスを溜めているのに反抗しない子供と同じことです。どんどん膨れ上がり、将来どこかで大爆発を起こすことになります。

かといって前述のような非常にネガティブな発散をさせても当然いけませんから、そうなるとやはり最善策は

子供のはけ口を作ってあげること

と、

子供が精神的な余裕を持てるような教育をしていくこと

になるでしょう。

精神的な余裕が持てるようになれば、前述の

ストレスそのものの耐性が非常に強い子供

になることができます。

 

子供の精神的な余裕は、親の正しい愛情によってもたらされます。

自分が子供のことを理解してあげて、はけ口を用意してあげることもまさに正しい愛情の一つの形です。こういった愛のある態度で接しているうちに、だんだんと子供の心は健全な状態になっていきます。

ですから、この二つの手段は相関関係にある、ということは言えますね。

具体的にどんな手段が良いかはその子どもによるから難しいのですが、その難しいことを一生懸命考えることこそがまさに愛情であり、その気持ちは子供に確実に伝わります。

もっともここで「自分がこんなに一生懸命悩んでるのに」等と考えてしまうと、それも伝わりますから愛情が薄まってしまうので、純粋に子供のことを考えるのがポイントです。

 

また、悩むというよりは、考えるというイメージの方が正しいです。

悩んでいると、子供はそれをみて「自分のせいで悩んでいる」と感じ、それがまたストレスの元となるからです。

そう考えると「愛情を持って接する」というのは一般的に思われているよりも意外と難しく、奥の深いことなんですよね。

でもその点を理解していれば、理解していないよりも本質的な愛を注ぎ易いのではないかと思います。

 

こちらでは、もう少し具体的な視点から反抗期について取り上げていますので、ぜひ一緒にご覧ください。
参考:反抗期の子供に親はどう対応すべきか。心理的原因と対策とは

 


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