スマートフォン解析

反抗期の子供に親はどう対応すべきか。心理的原因と対策とは

Sponsored Link


「反抗期」という言葉の通り、順調に育っていればどんな子供にも反抗的な態度や行動が目立つ時期がやってきます。

何を言っても反発される、もしくは聞き入れずに暖簾に腕押し。そんな子供に辟易として疲れ果ててしまう親も少なくありません。「反抗期はだれにでもあるもの」と分かっていても、理不尽に反抗されるばかりでは心は疲労してしまいます。

反抗期の子供たちの心はいったいどういう状況にあり、大人、特に親はそれに対してどのように対応していくべきなのでしょうか。

 

子供の心は、子どもにもよくわかっていないもの

友達といる時はそれなりに楽しそうにしているのに、それ以外の時には妙にイライラしている。親に話しかけられようものなら、極端に乱暴な態度で応答する。思春期の子供の心の中にはエネルギーが渦巻いていて、それが反抗的な態度として表出しています。

機嫌が悪そうな様子を見て大人は「いったい何があったのだろう」と、その原因探しをしようとします。

しかし、原因なんてあってないようなもの。どうして自分がこんなにイライラしているのか、どうして大人に苛立ちや腹立たしさを感じているのか、子供自身も把握していないことがほとんどです。

なぜだかわからないけれどイライラする、腹が立つ。だから反抗的になってしまう。

当人たちにとって、その「なぜだかわからないイライラ」を共有できるのは、同じ思春期の子供同士だけなのです。そのため、その年代の子どもたちのグループは凝集性が高く団結しやすい傾向にあります。

 

コントロール不能の自分

大人であれば、多くの場合は自分の感情を分析することで原因を突き詰め、何とかバランスを取ることができます。そのため、思春期の子供にもそうした分析を求めてしまいがちです。

しかし前述の通り、いくら分析しようとも子供たちに原因はなかなかわかりませんし、たとえわかってもバランスを取ることはほぼ不可能なのです。専門的に言えば、思春期は発達段階の「青年期前期」というところにあり、「自分は何者なのか」(=アイデンティティ)の確立に取り組むステージの入り口にいます。自分が何をしたいのか、何をすれば充実したと感じ、どのように社会と関わっていくのかを、様々に試みながら自然と模索していくのです。

※ちなみにこのアイデンティティーに関しては良い悪いを問いません。ともかく自分の中で整理が付けば良いのです。ただしとりあえず青年期に一段落しても、大人になってからまた迷うことは必ずあります。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

【参考】アイデンティティークライシスとは、自己喪失・崩壊と再構築の時

 

しかし、彼らが属しているのは家庭や学校という規制の厳しいコミュニティ。やってみたいと思ったことに手が届かなかったり、自分の希望が通らず理不尽な思いを重ねたりします。大人でさえはっきりとつかめない「自分のやりたいこと」を掴む作業には大きなエネルギーを費やします。

さらに思春期には第二次成長も起こりますから、自分のあずかり知らぬところで体が勝手に変化します。それまで自分のものと信じて疑わなかった体が自分の意志とは無関係に変化していくことを受け入れるのは、かなりの労力を必要とします。大人だって、白髪が増えてきたり加齢臭がすると言われたり、ちょっと運動しただけで疲れたりしたら不安な思いをするでしょう。

それは変化がポジティブなのかネガティブなのかもありますが、変化自体に対する恐怖はそれ以上に大きいのです。現に、慣れればほとんどの大人もそれらの変化を受け入れますよね。思春期の子供たちは日常的にそうした不安にさらされているのです。

体や心が自分のコントロールをいったん離れる。それをもう一度自分の側に引き寄せるのが中学生から大学生頃の青年期の課題です。「子供がいう事を聞かない」という大人の悩みと同じくらい「自分自身がいう事を聞かない」という悩みを深めているのが思春期の子どもたちなのです。

 

分析や原因探しを求めない

突然自分の手から心や体が離れて行って戸惑っている子供たちに、「どうしてしっかりコントロールしておかないんだ」と怒号を飛ばすのは理不尽というものです。

問題の原因を一方的に子供に求めることは避けるほうが良いでしょう。また、問題を客観的に分析させて原因を見つけさせるのもあまり望ましくありません。問題の根源は

客観的な事実レベルのところにはなく、子供の心にあるから

です。

ここで子供のせいにすると、彼らは自分でもどうして良いかわからず、ますますドツボに嵌っていきます。

また、自分や他人に危害が及ぶことからは守ってあげなくてはなりません。混乱した子供は時に判断力を失ってしまいますから、本当に危ないところに落ちないように周りの大人がセーフティネットを張っておく必要があります。

大人にできることは大きく

「大人がやるような分析や原因探しを子供に求めないこと」

「子供の不安定な気持ちや反抗的な態度を理解してあげること」

「本当に危ないことから子供を守るために目を配っておくこと」

の3点です。

積極的にこちらから働きかけると言うよりは、子供の動向をよく見ておくこと、そしていざという時に力になれるように準備をしておくことが大切です。そういう大人がいることを知っていれば、本当に困ったとき、子どもがSOSを出しやすくなるでしょう。

つまり、そういうものだと思って子供のことを理解・我慢し、いざというときに備えることこそが最大の対応策なのです。

 


Sponsored Link


・完全目次ページ

Sponsored Link




【お勧め】生活改善法まとめ

>>INDEXPAGE



コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ