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オペラ映画の勧め―フィガロの結婚や魔笛等の代表作に名歌手の歌が魅力

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「オペラを観に行きたいけれど、チケットが高くていけない。」

と断念したことはありませんか?

特に、海外の有名どころの歌劇団が来た時など、チケット代は本当に高くなってしまいますよね。

手軽にオペラが楽しめたら良いのにと嘆いた人もあるかもしれませんが、実はその願いは案外簡単に叶ってしまうんです。

そんなわけで、今回は

「手軽にオペラを楽しみたい!」

という方のために、オペラ映画をご紹介して参りたいと思います。

 

自宅で簡単にオペラ鑑賞!

手軽にオペラを楽しむならばまずオペラ映画から

オペラは、ものによっては4時間を超える大作になります。

歌っている歌手も大変かもしれませんが、聴いている観客も結構体力を消耗させられます。

オペラに興味の持ち始めたばかりのオペラ初心者にしてみたら、そんな大変な思いをしてまでオペラを見る価値はあるのかと自問自答したくなってしまいますね。

 

そんな方々に是非試していただきたいのが、オペラ映画なのです。

いわゆる「ダイ・ハード」や「ハリー・ポッター」といった映画を観る感覚でオペラが手軽に楽しめます。

勿論、途中退場もOK!

つまらなかったり途中で疲れたり飽きたりしてしまったら、スキップするのも休むのもありですし、観るのを辞めるのもありです。

実際のオペラ鑑賞では、観客は皆熱心にオペラを観ているので、端の席でもない限り途中退席なんて出来ません。まして、途中入場はもっと出来ません。
(音楽の妨げにならないよう、きりのいい場面が来るまで人を中に入れないシステムが出来上がっています。)

これは流石に初心者であったり興味半分で観る人にはちょっとキツいですよね。

 

自宅でオペラ映画を観るメリット

以下に、改めて自宅でオペラ映画を観るメリットを挙げていきます。

・高いチケット代が浮く

・最高の席で観ることが出来る

・自分の時間や気分に合わせて自由に観れる

・何度でも繰り返し観ることが出来る

・最高のメンバーが集結したオペラ作品を観ることが出来る

・わざわざ劇場まで行かずに済む

・字幕があってわかり易い

・原作に忠実な作品が観られる

最高のメンバーが集結したオペラ作品というのは、残念ながらあまり日本には来ません。

その歌手らが全員同じ歌劇団に属していれば良いのですが、まず滅多にそうでないからです。

歌手たちのスケジュール調整も難しいため、世界最高峰の指揮者、世界最高峰のソプラノ歌手、世界最高峰のバリトン歌手、世界最高峰のメゾ・ソプラノ歌手、世界最高峰のテノール歌手らが一堂に会することは99.9%ありえないのです!

 

しかし、映画となると話は別です。

最高峰の役者が勢ぞろいした、豪華キャストによる映画なんていうものはハリウッドで何本も撮られていますよね。

それと同じことです。オペラ映画撮影ともなれば、世界最高峰メンバーが集まるのですよ。

であれば、その映画を観ない手はないでしょう!

 

ところで、オペラ公演は結構メンバーが代わることがあるのをご存知ですか?

目玉ともなる超有名プリマドンナが来日し、主役を張ると大々的に宣伝されていても、当日になって急な変更としてプリマドンナの出演キャンセルが発表されることもザラなんです。

多くの場合が、長時間の遠征で体調を崩し、声に支障が出ているためという理由を掲げてのキャンセルになっています。

中にはインフルエンザに罹っていながら舞台に立った歌手もいましたが、本当に声は出ていませんでしたよ。(それよりも、歌手が客席に向かってインフルエンザ菌をばら撒いているという事実に震えていましたが。。。)

歌手は身体が楽器なので不調も起こしやすいのは分かるのですが、それが観られるというからわざわざチケットを買ったのにと、キャンセル発表をみて悔しい気持ちになるのも事実です。

もちろん、オペラ映画ではそれもありません。

確実に観たいときに最高の歌手たちによる最高の出来の作品を観ることができます。

 

観るならば最良のものを!

「どうせ観るならば超一流のものが観たい!」

と思うのは、人間の心理として至極自然なことですね。

オペラで言うならば、それは、最高の指揮者と最高の歌手によるオペラ作品に相当します。

 

オペラ映画に出演した歴代の著名なオペラ歌手

とはいっても、誰が最高峰の歌手なのか分かりませんよね。

そこで過去にオペラ映画に出演したことのある歴代の著名な歌手(一部)を列挙してみます。(残念ながら、オペラ全盛期時代の歌手たちの多くは故人となってしまっています。)

・ヘルマン・プライ(バリトン)

・ディートリヒ・フィッシャー=ディスカウ(バリトン)

・ヴァルター・ベリ(バス、バリトン)

・ルイージ・アルバ(テノール)

・グンドゥラ・ヤノヴィツ(ソプラノ)

・キリ・テ・カナワ(ソプラノ)

・テレサ・ベルガンザ(ソプラノ、メゾ・ソプラノ)

・ミレッラ・フレーニ(ソプラノ、メゾ・ソプラノ)

・エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)

 

お勧めのオペラ映画4選

「フィガロの結婚」(1968年)

【キャスト】

・カール・ベーム(指揮)

・ヘルマン・プライ(フィガロ役)

・ディートリヒ・フィッシャー=ディスカウ(伯爵役)

・ミレッラ・フレーニ(スザンナ役)

・キリ・テ・カナワ(伯爵夫人役)

オペラ界でも1、2を争うトップスターたちが集結した、豪華出演陣による最高級の「フィガロの結婚」になります。

彼らは歌唱力はもちろん、演技力も俳優並で素晴らしいのです。

これ以上素晴らしいメンバーによる「フィガロの結婚」はあり得ないとさえ言われており、今なお人気を誇っている映画です。

元となる台本を忠実に映像化した作品ですが、オペラそのものというよりはどちらかという映画色の方が濃厚なものになっています。

時代を忠実に再現しており、衣装や細かい小物にまでそのこだわりが現れています。

 

「ドン・ジョヴァンニ」(1979年)

【キャスト】

・ロリン・マーゼル(指揮)

・ルッジェーロ・ライモンディ(ドン・ジョヴァンニ役)

・ジョゼ・ヴァン・ダム(レポレッロ役)

・エッダ・モーザ(ドンナ・アンナ役)

・キリ・テ・カナワ(ドンナ・エルヴィラ役)

・テレサ・ベルガンザ(ツェルリーナ役)

このオペラ映画は、1980年のセザール賞作品賞候補にもなっていて、「ドン・ジョヴァンニ」映画史上最も素晴らしいものだとされている映画です。

主役のドン・ジョヴァンニ役のライモンディは俳優としても活躍している歌い手だそうです。(確かに、彼だけカメラに対しての動きが自然でした。)

この作品は野外での撮影が基本となっていたため、かなり長い期間に渡って撮影しなくてはならない、過酷なものでした。

まして歌手たちは自身の演奏活動もあるわけで、そちらの活動もしながらの長期映画撮影はかなり大変だったと聞きます。

中でもドンナ・アンナ役のモーザはこの撮影で疲労困憊し、オペラ座からも身を引いたほどだったそうです・・・・。

歌手たちが渾身のエネルギーを込めて作り上げた力作を是非御堪能下さい!

 

「コジ・ファン・トゥッテ」(1969年)

【キャスト】

・カール・ベーム(指揮)

・ルイージ・アルバ(フェルランド役)

・ヘルマン・プライ(グリエルモ役)

・ヴァルター・ベリー(ドン・アルフォンソ役)

・グンドゥラ・ヤノヴィツ(フィオルディリージ役)

・クリスタ・ルートヴィッヒ(ドラベッラ役)

この映画でも当時の最高級歌手と称される一流歌手が集結しています。

豪華な衣装、内装、迫力ある歌声、感動を誘う演技力、見ごたえ聴きごたえ十分のオペラ映画です。

最近のオペラは、舞台を現代に移し替えた演出が主流のようですが、やはり時代と歌が合わないというか、イマイチしっくりこないものが多いです。

その点、時代設定を重視した本映画は、歌も時代も衣装もバッチリ!これだけ細部にまでこだわったものは、舞台ではもはや見ることは出来ないでしょう。

 

「魔笛」(2006年)

非常に有名で代表的なオペラである『魔笛』は、オペラ映画としてはもっとも新しい部類になります。

ただし、超大物歌手の揃い方は他の三作よりは劣りますが。

【キャスト】

・ジョゼフ・カイザー – タミーノ(テノール)

・エイミー・カーソン – パミーナ(ソプラノ)

・ベン・デイヴィス – パパゲーノ(バリトン)

・シルヴィア・モイ – パパゲーナ(ソプラノ)

・リューボフィ・ペトローヴァ[1] – 夜の女王(ソプラノ)

・ルネ・パーペ – ザラストロ(バス)

・トム・ランドル – モノスタトス(テノール)

・テゥタ・コッコ – 第一の侍女(ソプラノ)

・ルイーズ・カリナン – 第二の侍女(メゾソプラノ)

・キム=マリー・ウッドハウス – 第三の侍女(アルト)

・リズ・スミス – 老いたパパゲーナ(ソプラノ)

 

ちなみにオペラは基本、作品の大まかな部分を理解しておいた方がより楽しむことができます。

『フィガロの結婚』や『魔笛』の話の概要についてはこちらの記事でまとめていますので、ぜひご参考ください。

参考:オペラは面白い!初心者にお勧めの作品(有名どころ)を紹介

 

オペラ映画と舞台映像

現在、オペラ歌手を起用したオペラ映画というのは残念ながらほぼ作られておりません。(恐らく、予算の関係でしょう。。。)

現在のオペラ映画といえば、ライブを映像に撮ったもののみ作られています。舞台映像といったところでしょうか。

 

しかし、今回ご紹介したものは、舞台映像ではなく、映画として撮られたオペラ作品になります。

もしオペラ映画ではなく、舞台を主とした舞台映像が観たいという場合は、2000年以降の作品を中心に観ると良いです。
(2000年以降は予算のかさむオペラ映画は作られず、代わりに舞台ライブをそのまま映像に残すことが主流となったので。)

また、近年のオペラでは台本通りの時代設定がなされていない場合が多いです。

時代を現代に置き換えたものばかりなのです。これに違和感を感じる方いらっしゃるでしょう。

そうした方にお勧めしたいのが、主に1960年代から1970年代頃に作られたオペラ映画になります。こちらは、台本通りの時代設定になっているので、衣装も当時のものを使用しています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

オペラが好きでもなかなか劇場に行く機会がないという方、オペラ初心者の方、是非是非旧き良き時代のオペラ映画でオペラの世界を楽しんでみて下さい!

そしてもしオペラに対して確かな魅力を感じるようになったら、そのときはぜひ生のオペラを堪能することをお勧めします。

やはり結局ところ、いくら最高級の歌手の歌であっても画面を通してではさすがにプロの生歌の方が勝りますからね。

最近ではこうした作品がHDリマスター化されて、再び我々の前に出て来つつあります。是非この機会をお見逃し無く!

 


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