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オペレッタとは―お勧めの代表作品こうもり等のあらすじ紹介

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「オペラは知っているけど、オペレッタは知らない。オペラと同じもの?」

という疑問を持っている人は少なくありません。

しかしながら、もしかしたらそういう人達はオペレッタを知らないがために、とっておきのエンターテイメント・ショーを見逃しているかもしれませんよ!

今回は、オペレッタとはどんなものか、その魅力と初心者にもお勧めの有名オペレッタをご紹介していきます!

 

オペレッタって何?

オペラとオペレッタの違いについて

「オペレッタ」は、イタリア語で「小さなオペラ」という意味。

そこから、「オペレッタ」「軽歌劇」「小歌劇」なんて訳されたりします。

でも、オペラを小規模にしたものがオペレッタというわけではないのです。

楽団員の数もほぼ同数、演目時間もほぼ同じ、幕数もほぼ同じと、形式はほとんどオペラの形式と変わりないのです。

 

では、何が違うのかと言いますと、

それは内容です。

オペラは比較的シリアスな内容、悲劇的な内容のものが多いですが、オペレッタはコメディタッチの軽い内容のものがほとんどです。

もともとオペレッタは、貴族文化であったオペラを庶民テイストにする際に、コメディ要素を豊富に取り入れて出来た娯楽作品なので、内容も分かりやすく、コメディ映画を観る感覚で楽しむことが出来ます。

オペラとオペレッタの大きな違いには

ダンスの多さも挙げられます。

オペラでもダンスは含まれますが、大抵の場合はバレエダンサーが踊りを担当します。

しかし、オペレッタでは歌手が踊りも担当します。

歌って踊って、歌いながら踊って、舞台を休む間もなく走り回る様は、見ていて実に楽しいです!

 

オペレッタとミュージカルの違いについて

もしかしたら、

「歌って踊るのならミュージカルと同じなのでは?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ここで、オペレッタとミュージカルの違いについて簡単に説明しておきます。

 

そもそもミュージカルは、ヨーロッパで成功したオペレッタが20世紀にアメリカに持ち込まれ、そこでアメリカ様式に発展したもののことを言います。

ですから、

ミュージカルは、元々はオペレッタだった

んですね!

ただしオペレッタからミュージカルになる際に、歌と踊りの歌劇という形式だけは変わりませんでした

そのため、オペレッタとミュージカルが似ていると思えるのです。

 

さて、オペレッタとミュージカルの違いはというと、

それはズバリ音楽です。

オペレッタはクラシック音楽を使用しますが、ミュージカルはポピュラー音楽を用います。

そのため、ミュージカルの方がより庶民的といった印象を与えます。

また、オペレッタの言語はドイツ語やハンガリー語、フランス語といったヨーロッパ諸国の言語を用いたものが多いですが、ミュージカルはアメリカで発展したこともあって、言語は英語が基本になります。

 

オペレッタの作品

オペレッタの作品は20作品以上にも及びます。

特に、ワルツ王の異名を持つ、ヨハン・シュトラウス2世はオペレッタ作品を14作品以上残しています。

今回はその一部、特に有名なものを挙げています。

・「天国と地獄」(1858年初演)

・「こうもり」(1874年初演)

・「メリー・ウィドウ」(1905年初演)

・「チャールダッシュの女王」(1915年初演)

「天国と地獄」ジャック・オッフェンバックが作曲したオペレッタで、オペレッタ作品第1号として爆発的な人気を呼んだ作品です。

特に、序曲第3部は、カンカン」の音楽として大変有名です。

こちらです

参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=2F_FPDykcNM

「運動会の曲じゃん!」

とテンションが上がった方もいらっしゃるでしょう。

 

お勧めのオペレッタ作品

初めてオペレッタを観るならばこの3作!!

「ミュージカルは好きだから、オペレッタも観てみたい。」という方にお勧めしたいオペレッタは、「こうもり」、「メリー・ウィドウ」、「チャールダッシュの女王」の3作品です。

どの作品もストーリーが良く、面白く、観ていてとても楽しめるものです。

また、この3作品は日本にもよく公演が来ているので、日本にいながらウィーン本場の音楽と歌、踊りを楽しむことが出来ますよ。

ちなみにここからはネタバレになりますが、オペレッタの場合はある程度あらすじを把握してから楽しむのは普通なので、そこまで神経質にならなくても良いと思います。

 

「こうもり」ってこんな作品

「こうもり」は、ヨハン・シュトラウス2世作曲の喜歌劇で、シュトラウスの代表作でもあります。

登場人物

・アイゼンシュタイン男爵

・男爵の妻、ロザリンデ

・小間使いのアデーレ

・アデーレの姉、イーダ

・刑務所所長のフランク

・ロザリンデの元カレ、アルフレード

・オルロフスキー公爵

・アイゼンシュタイン男爵の友人、ファルケ博士

・弁護士

・刑務所看守(台詞のみ)

ストーリーは「こうもりの復讐」ともいえるドタバタコメディがベースになっています。

こうもり博士ことファルケ博士が、自身が「こうもり」と呼ばれる原因を作り出した友人のアイゼンシュタインちょっとした仕返しをしようと、彼の家族、友人らを巻き込んだ復讐劇を用意します。

以下、簡単なあらすじです。

 

ひょんなことから刑務所に入ることになってしまったアイゼンシュタインは、友人のファルケ博士の誘いにのって、妻には内緒でオルロフスキー公爵が主催するパーティーへと出かけます。

しかしそこには、仮装したアデーレ(アイゼンシュタインの妻)が!

もちろん当の本人は気付いていません。それどころか、妻にモーションを掛けて、まんまと手籠めにされるというドジっぷりまで発揮。

 さんざんな目にあったアイゼンシュタインはそのまま(予定していた)刑務所に向かいます(朝6時)。

しかし、自分が入るはずの独房には、すでに「アイゼンシュタイン」を名乗る男(アルフレード)がいるではありませんか。

何がなんだか分からなくなったアイゼンシュタインの元へ、タネ明かしにファルケ博士以下全員が集まります。

「全てはシャンパンのせいなんだ!」の決め台詞で、妻の許しも得られ、めでたしめでたし。

 

「こうもり」は、オペレッタの王様と言われるぐらいで、オペレッタの最高峰作品です。

全幕ドイツ語ですが、日本に来慣れている歌手の方だと、日本語で台詞を言ったりします。

また、オルロフスキー公爵のパーティーでは、本物のコンサートが舞台上で行われることがあります。ピアノが用意されて、ピアノ演奏が聴けたり、アイゼンシュタイン役の歌手が全然違うオペラの有名アリアを披露してくれたりと楽しみが盛りだくさんです!

オペレッタ初心者の方でも大変親しみやすい内容となっていますので、初めてオペレッタを観る方は是非この王道作品からどうぞ。

 

※ちなみにこちらはオペラを取り上げた記事になります。

オペラは面白い!初心者にお勧めの作品(有名どころ)を紹介

 

「メリー・ウィドウ」ってこんな作品

「メリー・ウィドウ」は、フランツ・レハール作曲の喜歌劇です。全幕ドイツ語

とにかく明るいこの歌劇は、落ち込んだ気分もあっという間に無くしてくれます!

主な登場人物

・陽気な未亡人、ハンナ

・ハンナの元カレ、ダニロ

・国のことばかり気に掛けている男爵(大使)

・男爵の若妻、ヴァラシエンヌ

・ヴァラシエンヌの恋人、ロシヨン

・大使の付き人兼書記官、ニェーグシュ

この歌劇は、ハンナとダニロの話とも言えるものです。

ハンナは夫の死により巨万の富を得たのですが、そのハンナをパリの男性と再婚させれば、そのお金全てがフランスのものになるとのことで、フランスの男爵がなんとか自国の男性(ダニロ)と結婚させようと躍起になります。

ところが、当然どの男性も彼女の巨万の富を目的にハンナに求婚する中で、ダニロだけは違いました。

実はもともとダニロとハンナは婚約までした仲なのですが、二人は身分の差によって別れさせられてしまったという過去があるため、二人の仲はギクシャクします。

ただそれでもまだお互いのことが好きであるために、素直になれない二人の関係が第3幕の終わりまで続きます。(最後は勿論ゴールインでハッピーエンドです。)

 

このメインストーリーに絡んでくるのが、男爵の妻とロシヨンの不倫の話。

当の男爵は全くこの二人の仲に気付いておらず、第2幕の途中で知ることになります。

そのピンチを救うのがハンナですが、同時にダニロにやきもちを妬かせる結果となり(ハンナの作戦?)、男女の恋の駆け引きが絶妙に表現されていて大変面白いです。

オペレッタに関係なく、恋愛ものが好きという方には大変お勧めです!

 

「チャールダッシュの女王」ってこんな作品

「チャールダッシュの女王」は前に紹介した2作品とは異なり、ちょっと暗い音楽も入った、大人テイストのオペレッタです。ドイツ語で上演されることがほとんどですが、稀にハンガリー語で上演されることもあります。

登場人物

・人気歌手、シルヴァ

・シルヴァの恋人で子爵のエドウィン

・エドウィンとシルヴァの友人、ボーニ伯爵

・エドウィンの許婚でボーニの幼馴染、スタージ

・エドウィンの母

身分違いの恋が成就するまでを描いた作品。

歌手のシルヴァはエドウィンと恋仲。

二人は身分の違い故に親には結婚を認めてもらえなかったため、密かに二人で結婚しようとする。

しかし、エドウィンは親の命令で一足先に渡米。捨てられたと思ったシルヴァはボーニと婚約する。

アメリカでは、エドウィンの許婚のスタージとエドウィンの婚約パーティーが開かれていた。

そこにシルヴァがボーニと登場。気まずいシルヴァとエドウィン。

ところが何の偶然かスタージはポーニの幼馴染であったため、再会で意気投合!結婚しようということになる。

残されたエドウィンとシルヴァは徐々に距離を縮め、再び婚約する。

そこにエドウィンの母が登場し、実は自分もかつてはシルヴァと同じ歌姫であったことを暴露!(夫はそのことを知らないのだが。)

シルヴァのことを認め、二人はめでたく結婚する。

 

身分違いの恋を題材にしたオペラ、オペレッタは色々ありますが、中でも「チャールダッシュの女王」はその代表格です。

ハンガリー気質のノリの良い音楽が、このオペレッタを最大限に盛り上げてくれます。ヨハン・シュトラウス2世のウィンナ・オペラとはまた違ったオペレッタを楽しむことができますよ!

 

オペレッタを最大限に楽しむためには

上でも述べたように、オペレッタを最大限楽しむにはオペラ同様、事前にあらすじや登場人物を把握しておくことが重要であったりします。

特にオペレッタは、楽しい歌と踊りがメインですから、「このストーリーはなんだろう?」としかめ面して観ていたのでは面白さも半減してしまいます。

舞台が始まったら、100%歌劇に集中出来るように、あらすじはなんとなく頭に入れておくことをお勧めします。

 

まとめ

オペラはとっつきにくいという方でもオペレッタから観てみるのはいかがでしょうか。

楽しい歌と踊りの世界へ誘ってくれますよ。

それはきっと、ミュージカルの世界では味わえないものです!

是非この機会にオペレッタにも挑戦してみて下さいね。

 


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