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匿名だと攻撃的になる心理とは。SNSや2ch等の暴言は本心?

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インターネットが一般家庭に普及して20年以上。

インターネットが使えることは最早常識となり、自宅にいながら莫大な情報に触れられる社会となりました。

他者と対面しなくてもやり取りをすることが可能になり、通信販売に代表されるように、他人と直接的な接点を持たなくても生活することが出来るようになりました。

便利になる一方で問題になっているのは、インターネット上にあふれる乱暴な言葉の数々です。

匿名で書き込み可能なのを良いことに、自分の正体を隠したまま特定の相手をこき下ろす言葉を投げ込む人が後を絶たず、それによって深く心を傷つけられる人も多くいます。

具体的な姿の見えない暴力に対して、私たちはどのように対処したらよいのでしょうか。

 

匿名性と攻撃性

人間は匿名性の高い状況ではそうでない状況にいる時よりも攻撃的になります。罰や報復を受ける心配がない、つまり乱暴に振る舞っても自分に不利益が返ってくる心配がないからです。

この傾向は様々な実験によって証明されており、体系的に理論化されています。これは人間一般の性質と言えます。

そのためいくら「道徳的なことを考えろ」「思いやりのある言葉を」などと声高に叫んでも、一定数の攻撃的な発言をする人は残り続けてしまいます。

これはある意味仕方ないことで、匿名性の高い技術文化が広まった時点である程度予想することのできた弊害とも言えます。

一時期「ネチケット」という言葉が広がりインターネット社会での礼儀やマナーが協調されたこともありますが、今ではそうした概念は「ネットリテラシー」と呼ばれ、義務教育課程でも指導することになっています。

「リテラシー」というと正しい情報の選び取り方ばかりが強調されますが、自分が有害な発信をしないようにするための知識をつけることも求められています。

 

言語情報に特化された情報の受け取り方

メラビアンの法則という心理学用語があります。

これは、ある人から発せられた情報のうち「視覚情報(外見、表情、仕草)」「聴覚情報(口調、声色)」「言語情報(言葉の内容)」のどの側面が他者に影響を及ぼすかを判定するものです。

これによると、視覚情報がおよそ55パーセント、聴覚情報が38パーセント、言語情報が7パーセントの割合で情報の受け手に影響を及ぼすようです。

 

インターネットで情報を受けるときは、文字という言語情報が全てです。相手の表情や仕草は見えませんし、声色や口調も分かりません。

そのため、言葉の意味を辞書的にそのまま受け取ることになってしまいます

困った笑顔で優し気に「ばかだな」と言われれば、からかいの色を含んだ愛情表現だと思うことも出来ますが、文字だけで「ばかだな」と言われると「愚かで思慮の浅い人間だな」と言われているようにしか思えなくなります。

人間は言語情報だけを見る時無意識にそうした処理をしているため、余計に攻撃的な形で受け取ってしまうところがあるのです。

 

インターネットの情報の見方

インターネット掲示板などを定期的に覗くと、口汚い罵詈雑言を日常的に目にすることになります。

人間の脳は出会った頻度の高い情報に偏った枠組みを作りますから、「世の中の人間はみんなこんなことを思っている」と考えるようになっていきます。

しかしそうした汚い言葉というのは、ストレス発散のために情報を悪く誇張していたり、決め付けに掛かった視野の狭いものであるので多くの場合は情報としての価値はあまりありません。

むしろ、ネガティブな価値観を形作る無益なものです。

 

有益な情報が得たければインターネットに限らず書籍や専門家の話など、様々なメディアに触れることです。

1つの内容をインターネットだけで調べるとどうしても無関係な人々の野次が目に入りますが、様々なメディアから調べてみるとその野次が本質ではないことに気づきます。

手軽であることにかまけてインターネットに頼りきりになるのは賢い情報収集ではありません。

ぜひ多角的な視点を持って1つの物事を見つめるようにしてください。

これまでに出会った罵詈雑言を言い返すくらいの知識、もしくはそうした言葉に影響されないだけの心の地盤を築くことが出来るでしょう。

 

SNSや2ch等の暴言は本心?

では、snsや2chで罵詈雑言をばら撒いている人達はそれを本心で言っているのでしょうか。

リアルだと反撃であったり相手との関係がマズくなること等を恐れて言いたくても言えないことをネット上で発信しているのであれば、それはある意味で彼らの本心とも言えるのではないか、と考える人も少なくないと思います。

それは一応、事実ではあります。

実際、本当は事実なんだけど敢えて言わないことって普通にありますよね。

あまり綺麗じゃない女性に対して「不細工ですね」なんて言わないですし、口の臭い人に対して「口からドブの臭いがしますよ」なんて、いくら思っても普通は言わないと思います。

ですから、そういう意味ではネット上の方が本心が伺える、ということは言えるでしょう。

 

しかしながら、だからと言ってそれを鵜呑みにするのは完全に間違いです。

その理由は上で述べた通りで、結局本心というのは本当に事実だけどリアルでは言いたくても言えないことと、単純に相手を傷付けたり嫌な気分にさせたいけど言えないこと、あるいは偏見に満ちていてとても人前では言えない意見に分かれるからです。

前者であれば情報の信憑性はありますが、後者であればそれは全くありません。

だからこそ、その辺りを取捨選択できる知識と教養を養うことが重要になってくるわけですね。


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